AGLとは?

AGLとは?

AGLプロジェクト概要

Automotive Grade Linux(AGL)は、Linux Foundation配下で非営利に運営される、自動車向けオープンソースプラットフォームです。自動車の車載ソフトウェア開発を標準化し、業界全体で再利用可能な基盤を提供することで、開発コストの削減、市場投入までの時間短縮、イノベーションの加速を目指しています。AGLは、インフォテインメント(In-Vehicle Infotainment、IVI)からメーター機器(Instrument Cluster、IC)、車両ネットワーク・ゲートウェイなど幅広い領域をカバーしており、2025年の調査では自動車向けOSとして2位となる、18%の世界シェアを占めています。

近年はSDV(Software Defined Vehicle)の実現を目指し、メンバー企業の協力によって進化を続けています。

参考資料:
なぜ今、OSSなのか?AGLとともに考えるモビリティの未来(2025/10/20 LF Japan Community Days/石井 宏幸、LF Japan Evangelist・AGL Steering Committee)

 

AGLの最新アクティビティ紹介

SoDeV (AGL SDV Reference Platform)

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SoDeVは、SDVの実現に欠かせないMixed-Criticalityな仮想化システムの実現を目指す、AGL SDV-EG(Expert Group)の活動の一つです。ASIL認証取得を目指すXenハイパーバイザとZephyr RTOSなどのキーコンポーネントを始め、Linux Fondation傘下の様々なプロジェクトとのコラボレーションにより、完全オープンソースでのSDVリファレンスプラットフォームの実現を目指します。

参考資料:
SDVのゲームチェンジャー AGL SDV Reference PF – SoDeV -(2025/10/21 LF Japan Community Days/日下部 雄一、AGL SDV-EG Co-Leader)
なぜ今、OSSなのか?AGLとともに考えるモビリティの未来(2025/10/20 LF Japan Community Days/石井 宏幸、LF Japan Evangelist・AGL Steering Committee)

 

AAA (AGL Assessment Automation)

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AAAは、高難度化するサイバーセキュリティ要求やライセンスコンプライアンス対応などのワークフローの自動化を目指し、OpenSSFを中心に培われたSBOM活用プラクティス・システムの車載適用を進める、AGL CIAT-EGの活動の一つです。AGLが採用するYoctoビルドシステムやSPDXプロジェクトと連携し、車載以外の組み込み分野での利用もスコープに含めて活動しています。

参考資料:
AAAの紹介(225/10/21 LF Japan Community Days/川村 泰輝・忍頂寺 毅、AGL CIAT-EG)

 

AGL OSPO-EG

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AGL OSPO-EG(Open Source Program Office Expert Group)は、自動車業界からのオープンソース貢献を加速するために2024年に設立された、AGLコミュニティの新しい専門グループです。企業が自社OSPO(Open Source Program Office)を立ち上げる際のベストプラクティス共有や課題解決を支援し、業界全体でOSSへの貢献を促進するとともに、自動車業界のエンジニアが活き活きとOSSに触れられる・貢献できるようになることを目標としています。

参考資料:
自動車業界からもコントリどんどん行こうぜ!~AGL OSPO-EGの紹介とサーベイ結果分析より~(2025/10/20 LF Japan Community Days/伊藤 雅典、AGL OSPO-EG Co-Lead)

 

AGLを使ってみよう

AGLのソフトウェアはプレビルトイメージソースコードの両方で配布されており、Raspberry PiやPC(QEMU)を使って手軽に体験することができます。詳細なセットアップ手順や利用ガイドは、公式の AGL Documentation(英語) から”01 Getting Started”を参照してください。